2014年6月21日土曜日

The Girl From Ipanema






            The girl from Ipanema/Low Rawls


           ブラジルの歌に英語詞がつけられていることがよくあります
           自分でもうたったりするクセに
                                  何かいまいちピンとこないことが多くて・・・
              
           哲学的な香りさえする原詩が
           どれも似たような
           かったるいラブソングになっていたりするのもやだね
           なんて思ってたりしていました。

           そんな目からウロコが落ちたのが
           ルー・ロウルズ師匠の「イパネマの娘」
               
           「Garota de Ipanema」の英訳詞ではなく
           「The girl from Ipanema」という
            アメリカンソングとして見事に歌いきっておられます
                                   やっぱり英語には4ビートです


           ボサノヴァの醸し出すサウダージとは別世界の歌です
               


           イパネマ海岸をあるくお嬢さんに
                                  ドギマギしてしまって
           声をかけることもできず
           せいいっぱい微笑みかけてみたものの
           まったく無視されてしまった
           アメリカのおにいさんの姿が目に浮かぶよう
               
               
           カラッとした自虐ぶりを存分に聴かせてくれて
           これはこれで素晴らしい!!