The girl from Ipanema/Low Rawls
ブラジルの歌に英語詞がつけられていることがよくあります
自分でもうたったりするクセに
何かいまいちピンとこないことが多くて・・・
哲学的な香りさえする原詩が
どれも似たような
かったるいラブソングになっていたりするのもやだね
なんて思ってたりしていました。
そんな目からウロコが落ちたのが
ルー・ロウルズ師匠の「イパネマの娘」
「Garota de Ipanema」の英訳詞ではなく
「The girl from Ipanema」という
アメリカンソングとして見事に歌いきっておられます
やっぱり英語には4ビートです
ボサノヴァの醸し出すサウダージとは別世界の歌です
イパネマ海岸をあるくお嬢さんに
ドギマギしてしまって
声をかけることもできず
せいいっぱい微笑みかけてみたものの
まったく無視されてしまった
アメリカのおにいさんの姿が目に浮かぶよう
カラッとした自虐ぶりを存分に聴かせてくれて
これはこれで素晴らしい!!